三重県津市の小劇場・津あけぼの座/四天王寺スクエアのホームページです。

HOME > 長編戯曲を書く 田辺剛×「書く」×津あけぼの座 第4期

7月13日 お試し戯曲講座開催

三重県文化会館、津あけぼの座で9月から始まる戯曲講座に先立ち、
お試し戯曲講座を開催。
戯曲を書き始めるためのアイデアを練るヒントが満載です。

開催日時:7月13日(木) 19時〜21時
開催場所:三重県生涯学習センター 3階 調査研究室


お試し戯曲講座のお申し込みなど詳しくは
三重県文化会館ホームページ

長編戯曲講座 4期生募集

 津あけぼの座・津あけぼの座スクエアを運営する特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえでは、舞台芸術=パフォーミングアーツの発展やすそ野を拡げることを目指し、劇場運営に3つのコンセプトを掲げています。「繋がる劇場」「育む劇場」「体験する劇場」の3つ。その中でも2013年より「育む劇場」の一つとして、お芝居の脚本=戯曲の講座を開講しています。 会話劇をその中心とした長編戯曲(1時間20分以上の尺)の起筆から脱稿までの時間を共有、期間内に作品を1本書き上げる実践的かつ本気度の高い講座は、2013年と2015年の開催。
 昨年は京都を拠点に活躍する劇作家・演出家の田辺剛さんが講師となり第3期を開催。 第4期も引き続き、田辺さんが講師となり、戯曲の完成までをサポート。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)も利用して受講生と共に「一つの戯曲を書きあげる」までを応援いたします。

募集概要

日程
原則的に19時30分〜21時30分で開催します。
第1回 9月8日(金)
第2回 9月29日(金)
第3回 11月3日(金・祝)
第4回 12月1日(金)
第5回 2018年1月19日(金)
第6回 3月9日(金)
定員
最大6名(最少履行人数4名
対象
16歳以上の方で、全6回の講座に原則参加可能な方
かつインターネットに接続できる環境のある方
(作成する脚本の提出・やりとりは、インターネットを通じて行います)
※経験は不問ですが、ご応募が多数の場合、何らかの形で演劇に関わっている方、または関わる予定がある方を優先して受講して頂くことがあります。
※戯曲を書いた経験がないと言う方は、まず、三重県文化会館主催の短編戯曲講座の受講をお勧め致します。また、演劇を見た経験がないという方のご応募はご遠慮ください。
受講会場
津あけぼの座・四天王寺スクエア
受講料
20,000円(22歳以下の方は15,000円)
応募方法
1.応募用紙の記入事項を書き込む
2. 「わたしが戯曲を書く理由」というタイトルで800字程度のエッセイを作成
(戯曲を書いた経験のある方はその戯曲も送って下さい)
応募先
応募用紙+作文+戯曲(あれば)を送付して下さい。
郵送の場合
514-0008 津市上浜町3丁目51 津あけぼの座「戯曲講座」係
メールの場合
津あけぼの座「戯曲講座」係
応募締切
8月11日(金・祝)必着→8月25日(金)までに結果をお知らせいたします。
※なお、お送り頂いた文書は返却いたしません。
主催
特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ
津あけぼの座
四天王寺スクエア

LinkIcon長編戯曲講座申込チラシ
(クリックするとPDFファイルが開きます)
※なお応募用紙はお問い合わせ頂ければ送付することも可能です。


講座内容(予定)


※参加者の人数や進行度によって変更されることがあります。
※執筆前の講座では各回の前に課題があります。また執筆が始まると、講座各回の前に締め切りを設けて事前にテキストを提出していただき、講座当日までに他の参加者の作品に目を通すことをお願いします。講座は時間が限られていることもあり、できるだけさまざまな意見交換をする場にしたいと思います。また作品ごとの指導が講座の中で十分にできない時はSNSやメールなどインターネットを使って補います。

第1回 構想を練る

物語の設計図を描きます。登場人物の数やその人間関係、舞台となる場所や時間などを決めることで物語の全容を考えます。

第2回 あらすじを書き題材を絞り込む

あらすじを書き物語で使われる題材(テーマなど)を検討します。写実的な物語を書きたい方は場面の展開など細かいところにもこだわったあらすじを書きます。抽象的な物語を書きたい方はそこで使われる題材をどのように生かすかより詳細に検討します。

第3回 ワンシーンを書いてみる

まずははじめの場面を書いて互いに読み合います。物語を展開させるために必要なことや逆にしてはいけないことなど執筆の技術についてさまざまな例を挙げながら考えます。

第4回 書き進めるために必要なことを知る

各々が執筆したものを読み合いながら話をします。伏線(物語の仕掛け)を回収することや変化する状況(登場人物の関係など)を見落とさないことなど、書き進めるのに大切なことを確認します。また物語が行き詰まったならばその打開策をみんなで検討します。

第5回 物語の締めくくりを考える

各々が執筆したものを読み合いながら話をします。どのように物語を締めくくればいいのか、物語の終わらせ方を考えます。

第6回 冷めた目で作品を見直す

各々が執筆したものを読み合いながら話をします。執筆された物語を俯瞰して、書き足りない部分や書き過ぎている部分を検討します。作品のタイトルがまだ付いていない場合はここで考えます。

講師:田辺剛

田辺剛(たなべ・つよし)
劇作家・演出家・プロデューサー。1975年生まれ。京都大学教育学部卒。京都を拠点に演劇ユニット「下鴨車窓」で創作・公演活動を行っている。三重県では、2014年春にOFT(おふと)という演劇ユニットで『わたしの焦げた眼球/遠視』(津あけぼの座)を、また2015年夏に下鴨車窓『漂着(island)』(三重県文化会館)を上演。また今秋10月には四天王寺スクエアで新作『冬雷』を上演する
戯曲講座の講師としては、アイデアやセンスだけに頼るのではなく小さな思いつきからでもしっかりと物語を作っていく技術を教えることを基本として、福岡・松山・岡山・大阪・京都など各地で務める。
2005年に『その赤い点は血だ』で第11回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。2006年秋より文化庁新進芸術家海外留学制度で韓国・ソウル市に一年間滞在し、劇作家として研修。2007年に『旅行者』で第14回OMS戯曲賞佳作を受賞。

下鴨車窓ホームページ http://tana2yo.under.jp/

お問い合わせ

津あけぼの座事務局 〒514-0008 津市上浜町3丁目51
059-222-1101(平日 10時〜18時) 担当:油田(ゆだ)
info@akebonoza.net

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5月11日(土)19:00開演